スポーツを通して〝新しい未来〟をつくっていきたい
2022/05/18
スポーツを通して〝新しい未来〟をつくっていきたい

ランニングやウェルネス商材のブランディングやコンサルティングを行っている、コミュニケーションディレクターの北川麻利奈さん。自身がアスリートで、高校時代に始めた水球ではオリンピック強化選手に選ばれた経験もあります。その後、トライアスロンに挑戦し、国内外の数々のレースで優勝、⽇本選⼿権にも2回出場しています。
現在はランニングチーム「9track」のチームディレクターとして活動の輪を拡げています。また、コロナ禍でマラソンレースの中⽌が相次ぐ中で昨年、コミュニケーションディレクターを務めた 「TAMAGAWA FKT」というマイクロレースを仕掛け、注⽬を集めました。「豊かなランニングカルチャーがある多摩川河川敷で、1マイル(1.6km)のコースを参加者が走り、GPSデータがアプリに記録されるんです。タイムを公開することでレースに参加するという、今までになかったレース形態。こんな風に、スポーツを通して、新しい未来を作っていけるのがやりがいです」




いつもいい自分でいるために、「走る」

早朝からスタートする北川さんの毎日はとにかくアクティブ。ディレクター、PR、編集・ライターなど様々な仕事に携わりながら、⽇々のランニングは欠かさないとのこと。イタリアン・グレイハウンドの愛犬・ハクくんのお散歩コースでもある、⾃宅付近の⼤きな公園も ランニングコースのひとつ。




「仕事で迷うことがあると、走りながら考えます。⾛ると頭が整理されるのはもちろん、何が起こっていてもポジティブな思考に転換できるから、できない理由を考えなくなるんですよね。走れない日があると、まわりから機嫌が悪いといわれちゃうほど(笑)。
自分を保つためにランニングは必須。朝7時からのヨガクラスにも参加しているのですが、帰宅してもまだ8時半。世の中が動き出さないうちに運動するのは、能動的に⾃分の時間を管理できるので良いですね」。早朝の時間をうまく利用して、効率よく運動している北川さんです。

 

 


栄養管理と健康維持に活躍するZENB

アスリート時代は、朝練が終わったらしっかり食事をとっていた北川さん。現在は、ほとんど朝は食べないようにしているそうです。「以前とくらべると、平⽇の朝の運動量と強度が下がり、代わりにお酒を飲む機会が増えました。⼀定時間⾷事をせず内臓を休めるという⽬的で、いちばんコントロールしやすかったのが、朝ごはんでした。朝はコーヒーだけという日が多いのですが、どうしてもお腹が空いているときには、ZENBスティックを。おいしくて腹もちもいいので、ちょうどいいんです」。一番のお気に入りは、ZENBスティック リッチテイストのコーンとのこと。「芯や皮までまるごと野菜の栄養がとれるので、食物繊維やポリフェノールたっぷりで栄養面もバッチリですね」。

アスリートフードマイスターの資格をもつ北川さんは、自身の活動量と食の好みから、タンパク質と食物繊維が足りないことを自覚していたそうです。「卵やチーズは好きですが、ほとんどお肉も使わないし、活動量のわりにたんぱく質が足りていない。ほかにも食物繊維や海藻のミネラルを意識して摂りたいと思っていて。ZENBヌードルやマメロニを使ったメニューで一度に補給できるんですよね。納豆と温泉卵、岩のりをヌードルにのせて、ポン酢をかけたりして。ZENBのホームページやInstagramのレシピを参考にして、週3回は食べています。嗜好的にお米を食べるならパンやパスタが食べたいと思っているので、豆100%で罪悪感のないZENBヌードルやマメロニを常備するようになりました。」

 

 

 

 

休日もアウトドアでハイキングへ

運動こそがリセット方法だと話す北川さんは、休日も屋外で過ごします。「自然が大好きなので、時間が取れれば山にハイキングに行きます。去年の冬は長野県の阿智村を訪れて、美しい星空を楽しみました。ザックを背負わず、簡単にできるハイキングが好きですね。富士フイルムのX-S10というカメラを提げて、出会った景⾊とか、そのとき感じるままにシャッターをきるのが楽しいんです。このカメラにはいろんなフィルターが入っているから、素人でもなかなか良い写真が撮れるとフォトグラファーの友人に教えてもらったんですよ」。
屋外での活動が多い北川さんですが、「やっぱり日焼けは気になるので、せっけんでも落とせる肌にやさしい日焼け止めを選んでいます。でも、それよりも気をつけているのは、積極的にビタミンCを摂ることですね。旬のフルーツや、ビタミンCの含有量がいちごやレモン並みのブロッコリーを食べるようにしています。」

広い空を求めて京都との二拠点生活をスタート

オンラインでの仕事が増えたことにより、以前より働く場所が⾃由に。さらに⽣活スタイルを変えようと始めたのが、東京と実家のある京都の⼆拠点⽣活。「コロナ禍で⼤切なものは何かと考えたとき、18歳から離れて⽣活している家族ともっと時間を作りたかったんです。⽉に⼀度京都に滞在するために、仕事を取りつけました。空が広い京都に行くと、肩の力が抜けて、東京での自分と京都での自分を客観的に見ることができるんです。海外も視野に入れてみようかと世界が広がりました」。いつもニュートラルで居られる暮らしは、自分の心を軽やかにするための北川さんの大切なテーマ。住まいをひとつに決めず、好きな場所で好きな時間を送ること。それは、いつだって自分の気持ちをポジティブにする、北川さんのメソッドです。

 

 


 

北川さんの長く使っている愛用品

京都のお香屋さん、リスンのお香

香りは北川さんにとって、ONとOFFを切り替えるためのアイテム。「気分を上げてスイッチONにしたいときは、香水をつけます。ヨガをするときに手首や首元につけておくと、動いたときにフワッと自分に香ってくれます。OFFしたいときには、お香がピッタリなんです。京都が本店のお香屋さん”リスン”のインセンスを焚きます。100種類以上の⾹りがあるので、気分に合わせて選ぶのも楽しいです」外出先でも持って行って、自分のリラックスする空間を作っているそうです。

RECIPE

ささみとアスパラガスの梅焼きそば

高タンパク低脂質の鶏肉と、疲労回復効果が期待されるアスパラギン酸を含んだアスパラガスを組み合わせたレシピです。麺をフライパンに入れたら、そのまま放置してカリッとさせることがポイント。意外と焦げなくカリッとさせた方が美味しいです。梅は最後に加えて、フレッシュな風味を損なわないように。さっぱりと食べられる味付けです。

調理時間 15
カロリー
553kcal
食物繊維
13.1g
たんぱく質
38.5g
糖質
51.0g

PROFILE


北川麻利奈さん

京都府出身。コミュニケーションディレクター/フリーランスPR
元水球アテネオリンピック強化選手。引退後は大手企業複数社でキャリアを積み、フリーランスに転身。編集者時代にトライアスロンを始め、⽇本選⼿権出場や国内外の数多くのレースで優勝。2016年のホノルルトライアスロンでは日本人初優勝を飾った。現在は⾃⾝がチームディレクターを務めるランニングチーム「9track」で活動している。